中華英雄4コマ列伝!! 第13回:張遼(ちょうりょう)

文:中国エトセトラ編集部

張遼 169年~221年

後漢~三国時代。丁原、何進、董卓、呂布と、幾度となく主君を変えた後、曹操に仕えるようになった武将。蜀の関羽とは互いに腕を認める仲であり、「三国志演義」では、それぞれの窮地を救いあう場面も描かれている。また孫権率いる10万の大軍に、たった800人の部下を引き連れて戦いを挑み(合肥の戦い)、見事勝利を収めるなど、指揮官としても非凡な才能の持ち主であった。曹操、曹丕からの信任も厚く、魏の五大将の筆頭にも選ばれている。

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※合肥の戦いの際、張遼率いる精鋭部隊に壊滅寸前まで追い込まれた孫権軍。このことがよほどトラウマになったのか、張遼の存命中は、呉が魏に戦いを仕掛けることはなかった。ちなみに呉では、子供が泣いても「遼来遼来(張遼が来るぞ)」と言えば、ピタリと泣き止んだと言われている。

イラスト/穴吹りんこ