京劇に影響を与えた中国の伝統舞台演劇"崑曲(こんきょく)"の世界を知ろう 2014/10/06

youyuan.jpg"崑曲"は、中国の伝統演劇が黄金時代を迎えた16世紀後半~17世紀の明~清代に、特に知識人の間にもてはやされた、蘇州発の古典的な演劇形態。崑曲文学は、完成度の高い戯曲芸術として、2001年にユネスコの無形文化遺産に登録されている。この崑曲についての一般向けの講座が、京都の立命館孔子学院で開催される。崑曲研究の専門家である京都大学大学院、人間・環境学研究科教授の赤松紀彦氏が、画像、映像をまじえながら、崑曲の発展の過程やその特徴について紹介すると共に、その代表作である恋愛物語「牡丹亭」の魅力について語る。日本ではあまり知られていない戯曲の世界から、中国古典文化の新しい魅力を学ぼう!

立命館孔子学院の中国古典文化講座
『崑曲と中国伝統演劇の代表作《牡丹亭》の魅力』
場所:立命館孔子学院 講義室
(立命館大学 国際平和ミュージアム2階)
日時:10月11日(土) 10:00-11:30
講師:赤松紀彦氏(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授)
参加無料・事前申込制
詳細、申込はHPで:http://www.ritsumei.ac.jp/mng/cc/confucius/bunka.html

※写真は「牡丹亭」遊園の上演写真