マニア必読! 三国志の脇役に注目した新刊『サテライト三国志』 2014/2/03

0205s.png先日、上下巻で発売された『サテライト三国志』は、曹操、関羽、劉備ら主役を取り巻く脇役たちをつぶさに取り上げ、その説話を紹介する三国志本。黄巾の乱から西晋成立までの年代に題材を取り、第1章・張角から第50章・司馬炎まで全50人の群像が描かれている。上巻は陶謙、陳宮、公孫瓚、荀彧、甄后ほか、下巻は張遼、献帝、陸遜、諸葛恪など、今まであまり注目されることのなかった英傑にスポットを当て、その生き方を書いている。英雄豪傑の引き立て役とは言え、その人生は、それぞれがドラマティックで面白く、読み応えは十分。彼らの姿を通せば、きっと、もうひとつの「三国志」が見えてくるはず!

単行本『サテライト三国志 上』『サテライト三国志 下』(共に日経BP社/著:塚本青史)は
どちらも1,890円(税込)で発売中。