中華英雄4コマ列伝!!! 第5回:溥儀(ふぎ)

文:中国エトセトラ編集部

「末代皇妃 ~紫禁城の落日~」

映画「ラストエンペラー」でも有名な、宣統帝・愛新覚羅 溥儀

側室の文繍(左)と正妻の婉容(右)。ドラマでは女同士の争いも描かれる

“男装の麗人”の異名を持つ川島芳子も登場。彼女と溥儀は親戚に当たる

愛新覚羅 溥儀 1906年~1967年

清王朝の第12代皇帝。わずか2歳にして皇帝となるものの、辛亥革命の影響で1912年に退位を余儀なくされる。その後、数年にわたって新政府より礼遇を受けるものの、クーデターが勃発し紫禁城を追われてしまう。やがて日本軍の大陸進出に伴い、1934年には満州国の皇帝に即位するが、こちらも終戦と共に退位。流浪の人生を歩みながらも、最後は中華人民共和国の一市民として平穏な暮らしを送る。

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※周囲に振り回されっぱなしの印象を受ける溥儀だが、幼少時より西洋学を学び紫禁城内の近代化を図るなど、当時としては最先端の知識人でもあった。また生活困窮者の救済を積極的に行い、関東大震災の折には日本にも多額の支援金を送るなど、非常に純粋で心のやさしい人物でもあったようだ。

イラスト/穴吹りんこ